2007年2月4日日曜日

はじめに

  Warren E Buffetについては、随分多くの研究書が出てしまっている。

  投資会社バークシャー・ハサウェイのCEOで、マイクロソフトのビル・ゲイツに継いで世界2位の資産保有者であるという事意外に、6歳で商売を始めて14歳までに大人と同じだけの給料を稼ぎ出すという志で商売を始めたこと。などなど

  すでに有名な言葉も数多くある「円塾」というサイト(http://www.enjyuku.com/k/kp16.htm)に
バフェット研究というコラムがあり、そこには以下のバフェット氏の投資に対する考えが、バフェット氏の言葉を引用して書かれている。


  「底値で買わなければならない、ということではありません。その企業が持っていると自分が考える価値より安いこと、そして正直で有能な人々によって経営をされていることがポイントです。逆に言えば、株価がその企業の価値よりも安く、しっかりとした経営陣であると確信できるのであれば、そこで利益を生むことが出来るのです。」

  投資に対する考え方ではあるが、言い変えればバフェット氏自身が、良い会社とはどんな会社の事を言うのかについて述べたこと、とも言える。
  バークシャー・ハサウェイの最高経営者であるバフェット氏の、会社経営のありかたが伺える。


  「価格とは、何かを買うときに支払うもの。価値とは、何かを買うときに手に入れるもの」

  「株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これにつきます。」

  上の言葉を裏付ける実に単純明快な判断基準。つまりバフェット氏は、良い会社が、その会社に対して自分が判断する価値を下回った値段で買えるときに買い、その会社が良い会社であり続ける限り保有し続ける訳ですから、バークシャー・ハサウェイの株主には自分の行った投資や売却の判断について、同様の基準で報告をしてきたことだろうと伺えます。


  「偉大な企業とは、今後25年から30年、偉大であり続ける企業のことです」

  「周囲の人からそれなりの評判を得るには20年かかる。だが、その評判はたった5分で崩れることがある。そのことを頭に入れておけば今後の生き方が変わるはずだ」

  「ブランド」を「大きな意味での企業の評判」と言い換えると、バフェット氏の判断や実行した事柄からブランド・マネージメントに関する、良い学習が出来ることはよく分かりますよね

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